腎臓の機能が低下して、血液透析が必要となった時に行なう手術です。血液透析では、血管に針を刺して血液を持続的に取り出す必要があります。しかし、針の刺しやすい静脈は血流が弱いため、透析を行なうのに必要な血液量を取り出せません。そこで、動脈と静脈をつなぎ合わせて(吻合)、動脈の強い流れの血液を一部静脈に流すことで、透析に必要な血液を静脈から取り出せるようします。
他科よりご紹介を頂き、行っております。
刃物による傷害や交通事故などによる血管の損傷に対して、救済には血行再建手術など外科手技に多くの経験と多彩な技術を要します。当科ではそのような血行再建も対応しております。
鎖骨と第一肋骨の間を通る胸部から腕へつながるトンネルが、生まれながらに異常に発達した肋骨や、運動などで発達した筋肉によって狭くなり、そこを通る神経の束や血管が圧迫されたり、締め付けられたりすることで症状が出現する疾患です。
当院では、骨や筋肉、神経などの整形外科診療と、動脈や静脈の血管外科診療を協力して行い、同時に治療する必要がある患者さんに対しては、整形外科と合同で手術を行うなど、密に連携しております。
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その他、様々な血管疾患に対応しております。