血管の病気や治療に関するよくある質問

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よくある質問

よくあるご質問

閉塞性動脈硬化症の血管内治療は痛いのですか?
血管内治療は、カテーテルという管を太ももの付け根や肘の内側の血管から挿入して行います。カテーテルは局所麻酔により挿入するので、局所麻酔を行なう際に少し痛みがあります。
また、細くなった血管を、内側からバルーン(風船)やステント(網目状の金属製の筒)で拡げる際にも、若干の痛みを感じることがありますが、切開を行う手術と比べれば極めて侵襲は低く、術後の痛みはほとんどありません。
ステントグラフトってなんですか?
大動脈瘤のカテーテル治療では、両足の太ももの付け根(鼠径部)を5cm程度横切開し、鉛筆くらいの太さのカテーテル(細長い管)を通して、人工血管付きのステントを大動脈内に挿入します。ステントが金属製のバネの役割を担い、大動脈瘤部分の血管内に留置、密着することで、大動脈瘤への血液の流入を無くし、破裂しないようにします。このバネ(ステント)付き人工血管を、ステントグラフトと呼びます。
腹部大動脈瘤の患者は誰でもステントグラフト治療をうけられるのですか?
すべての方に行えるわけではなく、血管の太さや曲がり方、こぶのできた場所などで、この治療を行えない方もいらっしゃいます。一方で、開腹手術と比べて、体への負担が少なくて済むため、心臓病や呼吸器疾患など、他の病気のためにこれまで開腹人工血管置換術が行えなかった方にも、治療を行える可能性があります。
腹部大動脈瘤で手術をしたら、何日くらい入院が必要なのですか?
腹部大動脈瘤の治療には、おなかを切る開腹手術と、カテーテル治療であるステントグラフト治療があります。開腹手術はおなかを15-20cm切って、動脈瘤の部分を人工血管に置き換える治療で、10日間程度の入院が必要です。ステントグラフト治療は、腹部大動脈瘤に対する新しい治療法で、両足の付け根の約5cmの傷で行うことができ、入院期間は7日間程度となります。開腹手術に比べて体への負担が少ないため、手術翌日から食事や歩行も可能であり、入院期間も短くなります。
下肢静脈瘤で手術したら、何日くらい入院が必要なのですか?
手術前日、もしくは手術当日朝に入院し、手術翌日に退院することが可能です。2-3日間の入院となります。
下肢静脈瘤手術は痛いのですか?またどのくらいしたら仕事に復帰できるのですか?

カテーテル挿入部位を含めて、とても小さな数ミリ程度の傷が数ヶ所できますが、数日、痛み止めの飲み薬を服用するのみで軽快します。
治療当日から日常生活は可能で、仕事への復帰は、デスクワークであれば退院してすぐ再開される方もいらっしゃいます。
激しい運動は2週間程度控えていただきます。

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