専修医募集
専修医募集について
慶應義塾大学医学部外科学教室は長い歴史と伝統を有し、豊富な教育関連病院で高い臨床能力を持つ優秀な外科医を輩出しております。
多くの関連施設を有し、他に類を見ない症例経験を積むことができると確信しております。また臨床のみでは無く、多くの学会活動や研究にも従事し、日々先端医療を目指しております。
さらに血管班は、通常の外科手術に留まらず、カテーテルなどを駆使した低侵襲血管内治療にも精通しており、一般消化器外科と血管外科の両立を目指しております。
より多くの事を学び、多くの経験を積みたい皆様へ、興味があればいつでもご連絡下さい。
一同お待ちしております。
慶應義塾大学 一般・消化器外科(血管班)では初期臨床研修2年修了後、入局し3・4年目は地域の関連病院で外科医としての修練と症例を積んで頂き、5年目で大学病院勤務となり血管外科を選択して頂きます。出張中の3・4年目での外科症例は合計500-700症例に達し、外科専門医試験における必須症例数を大きく上回ります。また、経歴は様々であり、他大学出身・中途入局も幅広く受け入れております。
専修医の入局の流れ
杏林大学卒業
初期臨床研修：慶應たすきがけコース(1年：荻窪病院・2年：慶應大学病院)
慶應大学 外科学教室入局
3年目：浜松赤十字病院
4年目：足利赤十字病院
5年目：慶應大学病院 一般・消化器外科 血管班
金沢大学卒業
初期臨床研修：湘南鎌倉総合病院にて初期臨床研修修了
3年目：菊名記念病院
4年目：横浜労災病院
慶應大学 外科学教室入局
5年目：練馬総合病院
6年目：慶應大学病院 一般・消化器外科 血管班
日本大学卒業
初期研修：済生会横浜市東部病院にて初期臨床研修修了
慶應大学 外科学教室入局
3年目：川崎市立川崎病院
4年目：さいたま市立病院
5年目：慶應大学病院 一般・消化器外科 血管班
先輩からのメッセージ
細川 恭佑
ほそかわ きょうすけ
| 所属 | 川崎市立川崎病院 |
|---|---|
| 卒業年度 | 2013年卒 |
| 出身大学 | 金沢大学 |
| メッセージ | 血管外科は冠動脈と頭蓋内を除く血管を扱う領域です。扱う疾患は多岐にわたり、外科手術、血管内治療、薬物療法いずれにも精通して、症例に応じて最適な治療法を選択します。血管外科は非常に奥深く、やりがいのある領域です。 さらに慶應の血管班においては、血管外科のみではありません。他班同様、関連病院、大学病院で消化器外科の手術、周術期管理を学びます。血管外科を自身の専門として、消化器外科領域の診療に携わります。 その経験を生かしてポストチーフでは血管外科のみならず、消化器外科の手術の執刀機会を頂いています。慶應の血管班は「消化器外科のできる血管外科医」を実現させてくれる場所です。是非、私たちと一緒に血管外科を究めていきましょう。 |
鳥崎 友紀子
とりさき ゆきこ
| 所属 | 東京医療センター |
|---|---|
| 卒業年度 | 2015年卒 |
| 出身大学 | 慶應義塾大学 |
| メッセージ | 私は2019年度より血管班に所属しており、大学病院での3年間の修練を経て、現在は関連施設である東京医療センターに勤務しております。私は血管班に所属するまで血管外科領域の経験がほとんどなかったので、当初は血管外科の知識や技術を吸収することで精いっぱいでしたが、温かくご指導いただいたことで、大学でチーフレジデントを務めた最後の1年間では多くの執刀機会をいただくに至り、やりがいと自身の成長を感じました。 血管外科の扱う疾患は多岐に渡り、デバイスや技術も日進月歩なので、日々課題は山積みですが、現在の勤務施設でも手術や外来診療を通じてさまざまな症例を経験し、上司の先生にサポートしていただきながら充実した毎日を送っています。 慶應の血管班は、一般・消化器外科の臓器班の一つであることも特長であり、臨床と研究のいずれにおいても幅広い経験を得ることができる環境だと思います。また、比較的人数の少ない班ですが、諸先輩方は優しく教育的な先生ばかりで、少数精鋭だからこそのつながりは大変心強く、私自身も未熟ながら、血管班の後輩となる先生方にとって良い模範となれるよう、精進していきたいと思います。ぜひ慶應の血管班に興味を持って、気軽に相談いただけたら嬉しいです。 |
各科専修医コースの概要
D1〜2は初期臨床研修医を、D3以降は後期臨床研修医の学年を指します。
一般・消化器外科専修医コース
