学会 2025.05.02
2025年4月10日から12日、仙台で第125回日本外科学会定期学術集会が開催されました。当科からは、尾原秀明がワークショップ「EVAR後のOpen conversionのタイミングと術式」で座長を務め、藤村直樹、林応典、堀之内友紀、海ヶ倉紀文が演題発表を行いました。藤村はシンポジウム「下肢動脈閉塞性疾患治療の未来像」で慢性下肢虚血の集学的診療について発表しました。林は腹部内臓動脈瘤の治療成績について、堀之内はEVAR後遠隔期エンドリークによるopen conversion症例およびEVARにおけるIBD (内腸骨温存デバイス) の治療成績について、サージカルフォーラムで報告しました。海ヶ倉は感染性腹部大動脈瘤に関する多施設データをポスターで発表しました。各発表で活発な議論が交わされ、多くの知見を得られた実り多き学会となりました。今後も臨床と研究を通じて血管外科領域に貢献してまいります。